サービス概要
SPC Mailエスティーとは?
SPC Mailエスティーは、現在ご利用のMicrosoft 365やGoogle Workspaceといったクラウドメールシステム、リレー送信可能なオンプレミスメールシステムにアドオンすることで、メール誤送信対策・PPAP対策が可能な、高信頼・セキュリティ強固なクラウドサービスです。
特長
SPC Mailエスティー導入の6大メリット
「CipherCraft/Mail」をクラウドで利用できる
導入実績2,200社以上、国内メール誤送信防止市場13年連続シェアNo.1「CipherCraft®/Mail」をクラウドで利用できます。
※「CipherCraft」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
セキュリティ強固な大規模組織での導入実績が豊富
中央省庁、情報の取り扱いの厳しい金融機関、数万規模の大規模企業、地方自治体といった、セキュリティ強固な環境が求められる組織での導入実績が豊富です。
当社コンサルタントがスムーズな導入を支援
ご要望の多いものをメニュー化しています。導入時にご要望の多いドキュメント作成や機能設計、事前検証作業等に対応するプランをご用意し、当社コンサルタントがサービスのスムーズな導入を支援します。
高信頼の運用基盤既存メールシステムの送信セキュリティとしてアドオンできる
SLA99.9%を保証し、テナントの多重化構成だけでなく、データセンター越しの二重化構成で運用しています。24時間365日体制、国内データセンターで安定して稼働するサービスとなりますので、お客様には安心してご利用いただいています。
既存メールシステムの送信セキュリティとしてアドオンできる
「Microsoft 365」や「Google Workspace」といったクラウドサービスだけでなく、オンプレミスメールシステムに容易にアドオンすることが可能です。
必要とされるオプションを網羅している
誤送信対策やPPAP対策の基本機能だけではなく、DKIMやSSO連携、クライアントインストールタイプとの併用などのオプションによって、強固で利便性の高い運用を行っていただけます。
PPAP対策
メールシステム上で行う最適なPPAP対策
PPAPとは?
2020年11月に平井デジタル改革担当大臣(当時)より、今後中央省庁ではPPAPの運用を廃止するという方針が示されたことで、一般企業においても脱PPAPを検討する動きが広がっています。
PasswordつきZip暗号化ファイルを送ります
Passwordを送ります
Aん号化(暗号化)
Protocol(プロトコル)
PPAPの主な課題
PPAPの課題を把握し、有効な代替案を検討する必要があります。
誤送信した場合、取り消しができない
宛先を間違えてしまった場合、ファイルとパスワードも第三者に届いてしまうと取り消しができないため、情報漏洩に繋がるリスクがあります。
盗聴される不安がある
パスワード付きZIPファイルをメールに添付して送り、同一経路でパスワードメールを送信することは、送信経路を第三者に盗聴された場合、パスワードまで傍受されるリスクがあります。
受信者側に負担がかかる
受信者はパスワード付きZIPファイルが添付されたメールを受信すると、パスワードメールのパスワードで復号しなければならず、頻繁なやりとりとなると受信者側の生産性の低下につながります。
標的型メールの攻撃手法で利用される
Emotet等のマルウェアを送りつける標的型攻撃メールでは、パスワード付きZIPファイルの添付によってセキュリティチェックを回避する攻撃手法がとられ、感染リスクを考慮し、PPAPを拒否する企業が増えてきています。
SPC MailエスティーのPPAP対策
SPC Mailエスティーでは、「添付ファイルWebダウンロードオプション」を利用することで、PPAP対策が可能です。
送信メールの添付ファイルを自動分離してWebサーバーにアップロードし、受信者側では受信メールに挿入されたURLのWeb画面にパスワードを入力し、添付ファイルを安全に取得することができます。
また、万が一、誤送信したとしても、送信者は分離されたファイルを削除することで取り消しが可能です。
※「添付ファイルWebダウンロードオプション」は、SPC Mailエスティー機能Bのオプションとなります。
※送信経路は、標準でTLSで暗号化されています。
SPC MailエスティーによるPPAP対策導入のメリット
送信者の利便性を損なわない
送信メールに添付されたファイルを自動分離するWebダウンロード方式のため、送信者の利便性を損ないません。
情報漏えいリスクを防止できる
万が一、宛先を間違えて送信しても送信者側でのダウンロード無効化(ファイル削除)により情報漏えいリスクを防止することができます。また、送信経路もTLSで暗号化していますので、送信先がMicrosoft 365、Google Workspace等の一般的なメールシステムであれば、盗聴自体を防止できます。
受信者の負担をかけない
受信者の操作も最小限で負担をかけず、ダウンロードページからhttpsで安全にファイルの取得が可能です。
メール誤送信対策
累計4桁の導入実績を誇るメール誤送信対策
メール誤送信対策が求められる背景
近年、メール送信時のうっかりミスによる宛先の誤送信によって第三者へ情報が流出する情報漏えいは増加傾向にあり、誤送信が発生する背景には、メール特有の問題点に要因があります。
メール特有の問題点
・メールを作成し送信するまでの所要時間が短い
・メール内容を確認する時間が取られていない
・メール作成から送信まで個人作業のみで完結
情報漏えいによるリスク
・個人のミスが、経営危機にまで発展する可能性
・顧客からの信頼喪失による売上減
・社会的な信頼失墜によりブランドイメージダウン
送信者の誤送信による情報漏洩等の被害は、企業に致命的なダメージを与える可能性もあり、対策が必要です。
メール送信時の運用ルールを強化しても、運用負荷が高く、徹底が難しくなり、抜け・漏れによるヒューマンエラーを誘発しかねません。
メール誤送信を未然に防止するには、仕組みによる従業員の意識づけとシステムの制御・運用の両面から対策する必要があります。
SPC Mailエスティーでできること
SPC Mailエスティーでは、メール送信時のセキュリティ課題を解決できます!
下記のような課題をお持ちのお客様は、是非ご相談ください。
機能一覧
標準機能
下記機能から、必要なもののみ選択してご利用いただけます。
標準機能 | 利用機能 | 内容 |
---|---|---|
機能 A | メール誤送信防止機能 | メールを送信した後、もう一度確認画面でチェック。宛先間違いや添付忘れなどのミスを防ぎます。 |
一時保留機能 | 設定された時間メールの送信を一時的に保留。設定時間経過後、自動的にメールを送信します。 | |
機能B | パスワード暗号化機能 (ZIP、AES、Camelia) |
添付ファイルや本文を自動的に暗号化します。パスワードの自動送信も可能です。 |
宛先情報漏えい防止機能 | 複数の社外アドレスへのメール送信時に、全て個別配送もしくはBccに変換します。 | |
機能C | 上長承認機能 | 条件にマッチしたメールは上長の承認がないとメール送信されません。 |
宛先Bcc自動追加機能 | 予め指定した特定のメールアドレスを、メール送信時に自動的にBccまたはCcに追加します。 |
※PPAP対策をご利用の場合は、機能Bと添付ファイルWebダウンロードオプションをご利用ください。
オプション機能
標準機能に追加で、下記オプション機能をご利用いただけます。
標準機能 | 内容 |
---|---|
添付ファイルWeb ダウンロードオプション |
添付ファイルをWebダウンロード形式で送信することが可能です。 ※機能Bのオプションになります。 |
クライアントメーラー |
PCで利用しているOutlook等のメーラー(Webブラウザを除く)と連携して、ポップアップで送信前の確認を行うことが可能です。 |
SSO連携オプション | 機能A、Cで利用する保留メール確認画面に対し、SAML代理認証によるSSO連携を行うことが可能です。 |
アカウント連携オプション | お客様がご利用のアカウント管理システムとアカウント情報を連携するためのAPIをご提供します。 |
上位サーバー リレーオプション |
SPC Mailエスティーから特定のメールシステム(Symantec.cloud、Trend Micro Email Security、IIJ SecureMX)に対してメールをリレーすることが可能です。 |
DKIMオプション | メール送信時にデジタル署名(DKIM-Signature)を付与し、なりすましを防止することが可能です。 |
IP制限オプション | 管理画面にアクセスする際に、アクセス元のIPを制限することが可能です。 |
価格
機能数別 価格表
標準機能 | 1機能 | 2機能 | 3機能 |
---|---|---|---|
初期費用 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
月額費用 | 130円/アカウント | 195円/アカウント | 260円/アカウント |
PPAP対策 添付ファイルWeb ダウンロードオプション ※機能Bのご契約が必要 |
65円/アカウント | 65円/アカウント | 65円/アカウント |
※表記価格は税別です。
※初期費用は1ドメインあたりの設定依頼書に基づく初期設定費用となります。複数ドメインの場合、追加で初期費用が発生します。
※利用費用は月額に換算した場合の定価となります。契約期間は12ヶ月となり、 12ヶ月分一括請求となります。
※SPC Mailエスティーの最低契約アカウント数は60アカウントからとなり、アカウント追加契約は10アカウント単位で可能です。
※その他オプションの価格については、別途お問い合わせください。
※導入支援メニューについては、別途お問い合わせください。
Cases
-
東急株式会社
SPC Mailエスティー
東急グループで共同利用するITシェアードサービスにおいて、Office 365と合わせてSPC Mailエスティーによる誤送信対策を提供しています。
-
株式会社イセトー
SPC Mailエスティー
Verseと親和性が高く、セキュリティ強化と生産性向上を実現できるSPC Mailエスティーを採用しました。
-
新田ゼラチン株式会社
SPC Mailエスティー
グローバルスタンダードのメールセキュリティに対応するため、G Suite環境でTLSによる経路暗号化を実施しました。
-
大成建設株式会社
SPC Mailエスティー
大成建設グループ約2万ユーザが利用するOffice 365の誤送信対策にSPC Mailエスティーを利用しています。
-
株式会社アイレップ
SPC Mailエスティー
SPC Mailエスティーは、エンドユーザーにも管理者にも優しく、必要な機能をピンポイントで安価に利用できます。
-
株式会社東邦システムサイエンス
SPC Mailエスティー
稼働率100%。その実績がSPC Mailエスティー採用の決め手になりました。
-
株式会社インプレス
SPC Mailエスティー
SPC Mailエスティーは、メール誤送信対策・アーカイブ要件を、全て満たしていました
-
ソシオネクスト
SPC Mailエスティー
クライアント型とクラウド型ソリューションの併用で、誤送信防止と脱PPAPを両立
Contact
お問い合わせセキュリティのエキスパートが、皆さまのセキュリティ課題を改善します。メールセキュリティ、サイバーセキュリティ、セキュリティトレーニング等の課題を改善するパートナーとして、お気軽にご相談ください。