Information インフォメーション
東京工芸大学、アカウント漏洩情報を常時検知できる「SPC Leak Detection」を導入
クラウドメールセキュリティ及びサイバーセキュリティサービスを提供する株式会社ソースポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本剛、以下 ソースポッド)は、学校法人東京工芸大学(以下、東京工芸大学)が、ソースポッドのOSINT(Open Source Intelligence [*1])による漏洩情報検知サービス「SPC Leak Detection」を導入したことを発表します。
[*1]一般に公開され利用可能な公開情報を情報源に、機密情報を収集する手法。略称はOSINT(オシント)
大学では、自学で管理・運用しているシステムは、不正アクセス対策や情報漏洩対策を実施しています。しかしながら、近年大学ドメインのメールアドレスでアカウントが登録されている外部のクラウドサービスやサブスクリプションサービスでアカウントが漏洩し、その漏洩アカウントで学内システムに不正にログインする事件が発生しています。
東京工芸大学では、外部のクラウドサービスやサブスクリプションサービスなどに登録された教職員や学生のアカウント漏洩に備え、不正利用される前にアカウント漏洩情報を検知し、迅速に対応できるサービスを探していたところ、OSINTによる漏洩情報検知サービス「SPC Leak Detection」を知りました。
大学内で導入を検討した結果、以下のポイントが評価され、「SPC Leak Detection」が選定されました。
■定期的に情報漏洩の状況を確認できる
単発の検知サービスではなく、定期的に検知することを前提としたサービスなので、都度依頼せずとも、クラウド環境上で常に最新の状況を確認。
■業務に組み込みやすい
サービスを申し込めば、通常は何もすることがないので業務負荷がかからず、セキュリティの管理業務に組み込みやすい。また、担当者や担当の部署が変わっても引き継ぎや運用も容易(非属人化)。
■定額的な利用コスト負担で利用できる
初期申込費用はかかるものの機器などの導入は不要で、最初に対象となるアカウント数を決めてしまえば、サービスとして毎月決まった金額で利用できる。また、金額自体も魅力的だったので、予算として計上しやすい。
「SPC Leak Detection」導入後、アカウント情報漏洩が発生しているかどうかを定期的かつ自動的に確認し、不正利用を最小限で食い止めることができるようになったことは、とても大きな安心感につながっています。
また、「SPC Leak Detection」の導入により、学内でパスワードなどに対する意識付けや、情報漏洩に対するリテラシーや理解度向上へのきっかけになることにも期待されています。
ソースポッドでは、情報漏洩に関わるお客様のインシデントを未然に防ぐために、OSINTによる漏洩情報検知サービスを随時強化し、サービスの拡充を進めてまいります。
■東京工芸大学導入事例掲載ページ
https://www.source-pod.co.jp/case/entry/20200714.html
■「SPC Leak Detection」について
OSINTによる漏洩情報検知サービス「SPC Leak Detection」の詳細については、下記を参照ください。
https://www.source-pod.co.jp/lp/index8.html
■東京工芸大学について
テクノロジーとアートの融合を目指した先駆的な大学として、これまで多くの人材を育成。前身は1923(大正12)年に創設された小西写真専門学校。写真教育を原点とした志を大切にしながら、新しい時代を切り開いていくために、キャンパスの整備や学部学科の改組を進め、工学部は2019年に、機械、電気電子、情報、化学・材料、建築の5コース体制に。芸術学部は写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガという7学科を擁しています。
https://www.t-kougei.ac.jp/
■株式会社ソースポッドについて
ソースポッドは2006年の創業以来、一貫して法人向けメールシステムに特化した事業を展開し、クラウドによるメールセキュリティサービスの提供・運用・管理に10年以上携わってまいりました。今では中央官庁や地方自治体、大手金融機関をはじめとする企業、大学などの教育機関といった多くのお客様にサービスをご提供しております。その中で、お客様の管理するシステムやサービスに関わらない部分で、近年の利用者のメールアドレスをIDとしたアカウント情報の漏洩事件を重く受け止め、この状況を未然に防ぐためにOSINTによる漏洩情報検知サービス「SPC Leak Detection」をご提供しております。
https://www.source-pod.co.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社ソースポッド
営業部 サービス営業チーム
TEL :03-5213-4842