Cases 導入事例

Verseと親和性が高く、セキュリティ強化と生産性向上を実現できるSPC Mailエスティーを採用しました。

株式会社イセトー

SPC Mailエスティー

(写真右より)株式会社イセトー リスク統括室 室長 村山 定一氏、株式会社ライトウェルテクノロジーソリューション部 営業2グループ 専任営業部員 名取 伸氏

印刷業界という枠にとらわれることなく事業を展開する株式会社イセトー(以下、イセトー)では、Verseの導入にあたりメール誤送信対策として「SPC Mailエスティー」を採用。その経緯と期待する効果について、ご担当者に詳しく伺いました。(株式会社ライトウェルは導入支援を担当)(取材日:2019年5月 / 取材当時における機能や価格などの情報を記載しています。)


Verse環境でSPC Mailエスティーを利用してメールの暗号化と査読を自動化

-SPC Mailエスティーの利用状況について教えてください。

今回イセトーでは、これまでオンプレミスで利用してきたNotesメールから、クラウドで提供されるVerseへとメールシステムを移行するにあたり、メール誤送信対策としてSPC Mailエスティーを導入しました。現時点では、一部の部署でテスト的に先行利用しておりましたが、今後全社導入に向けて利用を拡大していきます。

SPC Mailエスティーで利用している機能は、添付ファイルを自動的にパスワード暗号化して送信する「パスワード暗号化機能」と、外部に個人情報が送信される場合に宛先(Bcc)に上司のメールアドレスを自動で追加する「宛先Bcc自動追加機能」になります。


セキュリティポリシーの確実な運用を目指す

-SPC Mailエスティー導入前は、添付ファイルの暗号化や宛先に上司を追加する運用はどのようにされていたのでしょうか。

当社のセキュリティポリシーとして、添付ファイルの暗号化と個人情報を外部へと送信する際の上司へのメール送信は必須要件としています。旧メールシステムにおいては自動で処理する機能は実装されていなかったので、従業員各自が手作業で対応してきました。これまでも添付ファイルの自動暗号化や上司のアドレスを自動的に追加する機能の実装は検討されてきたのですが、コスト面や要件面で折り合いがつかずに、導入されてこなかったと聞いています。

-SPC Mailエスティーを導入した背景を教えてください。

今回、メールシステムを従来のNotesメールからVerseへと刷新するにあたり、セキュリティポリシーの確実な運用を実現したいと考えていました。それを実現できるソリューションとして要件を満たすSPC Mailエスティーを導入することになりました。

-「セキュリティポリシーの確実な運用」について、詳しく教えてください。

これまで手作業で行ってきた添付ファイルの暗号化や、宛先に上司のアドレスを追加する作業をシステムで自動化することで、ミスや漏れといったヒューマンエラーを確実に防ぐことができます。ちょっとしたミスが大きなセキュリティインシデントを引き起こす可能性があります。

また、近年お客様からこれらの対策を実施しているかどうかだけでなく、自動化およびシステム化されているかを確認されることも少なくありません。


SPC Mailエスティーを採用した理由

-SPC Mailエスティーの採用を決めた理由を教えてください。

誤送信対策の機能はメールシステムの選定と合わせて検討されました。まずはVerseの採用が決まり、その環境に対応した誤送信対策のソリューションとしてSPC Mailエスティーの採用が決まりました。もちろん、採用を決めるまでには検証環境を提供いただき、機能面の確認などを実施しておりますが、SPC Mailエスティーを採用したポイントは次の通りです。

・Verseに対応している
・コストパフォーマンスが優れている
・99.9%のSLAが保証されている
・クラウドサービスとして利用可能である(運用管理負荷が少ない)
・当社の求める誤送信対策の機能を網羅している
・サポート体制が整っている


情報漏えいなどの不正行為に対する抑止効果にも期待

-SPC Mailエスティーの導入効果について教えてください。

全社的な本格稼働がこれからなので、今後新たな効果が出てくる可能性もありますが、現時点での効果としては、強く意識をしなくても自然とセキュリティポリシーの確実な運用が実現されたこと。情報漏えいなどの不正行為に対する抑止効果、さらには、万が一漏えいが発生した際にメールによる漏えいがあったのかどうかを迅速に追跡・確認できるようになったことだと考えています。


今後の展開予定とソースポッドへの期待

-ソースポッドへの期待などがあればお聞かせください。

現時点ではSPC Mailエスティーの「パスワード暗号化機能」と「宛先Bcc自動追加機能」を採用していますが、今後必要に応じ、その他の機能追加も検討していきたいと考えています。

また、セキュリティ対策にはこれで充分という終わりがなく、常に新しい脅威が登場します。当社としてもさまざまなセキュリティ対策に取り組む中で、専門家からの情報提供やアドバイスはとても貴重なものとなります。サービスの安定稼働やテクニカルサポートはもちろんですが、最新動向に関する情報提供やサービスへの反映などにも期待しています。

-本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

法人概要

法人名 株式会社イセトー
所在地 京都市中京区烏丸通御池上ル二条殿町552
ご利用数 800アカウント

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